INNOVATION

研 究

2020年10月

コンパニオン・アニマルに対するNMNの研究を発展・深化
国立大学法人山口大学共同獣医学部(木村 透教授:生体機能学講座・実験動物学)と共同研究を開始

国立大学法人山口大学共同獣医学部(所在:山口県山口市、学長:岡 正朗)の木村 透教授:共同獣医学部・生体機能学講座・実験動物学との共同研究を開始しました。2019年7月に同大学は「NMN投与に対するイヌの長寿・抗老化作用:長寿遺伝子の活性化に伴う血液成分および腸内細菌叢の改善効果の確認」を実施しましたが、この研究で得た成果を発展・深化させるために今回の共同研究となったものです。

このたびの研究では、NAD+およびSIRT1の発現量の変化を確認するとともに、肝臓や腎臓などの内臓機能の低下や高脂血症・高血糖・貧血などをチェックし健康体の被検体にNMNを投与することによって未病兆候の端境型の値が、健康を示す値の中央値に近づくことを確認します。

また、イヌの腸内細菌叢にはヒトの腸内細菌叢と同じように善玉菌と悪玉菌が含まれます。善玉菌は、ビタミン合成、消化・吸収の補助、免疫機能の活性化など、健康維持に役立っています。悪玉菌は、腸内腐敗、発がん物質の産出、毒素発生をひきおこし、下痢・便秘、肝臓障害、抵抗性減退、がん、高血圧、老化の加速などの要因となります。イヌの場合もヒトの場合と同様に食餌、ストレス、老化などによって善玉菌が減少し悪玉菌が増加して腸内細菌叢のバランスが崩れ、健康に対して様々な悪影響が出ることが知られています。腸の中に住み着いた善玉菌の増加と悪玉菌の減少を確認することを想定しています。

すでに世界中でNMNはSIRT1を活性化させる機能性物質であることが実証されており、これまでに実験動物マウスにおいて加齢性変化を抑制する効果が数多く報告されています。


一方で獣医学領域においてはほとんどNMNの作用は調べられていないのが現状です。近年コンパニオン・アニマルの長寿化が進み、ヒトと同様に加齢による疾病やケアの問題がクローズアップされています。
今回の研究で得られる成果は、獣医学領域はもとよりペット業界における「ペットの健康維持」に新しい方向性と指標を与えるものと確信しています。

本研究に関して、木村教授は以下のコメントをしています。


「NMNを毎日摂取した場合、イヌの健康増進が図れるかを調べるために、今回の共同研究を計画しました。NMNが直接的にイヌの健康増進や健康長寿に結びつく結果を解明できればと思います。NMNが間接的に長寿にかかわる菌叢を増やす結果が得られればと期待しています。

この結果がでれば、イヌの健康寿命が延び、天寿を全うすることで真の動物福祉に貢献でき、安心してコンパニオン・アニマルとの暮らしができることになると期待しています。」
 

2020年 4月

NMNで免疫力を強化し、COVID - 19(新型コロナウイルス)などの感染症を予防・治療する研究を開始

弊社「ライフサイエンス・ラボ」ではヒトの細胞を実験室で培養する際、培養液にNMNを適切に添加すると、細胞内の長寿遺伝子、あるいは抗老化遺伝子と呼ばれているSirtuin 1などの発現量がタンパク質レベルで増加し、また、細胞内の栄養素を効率よくエネルギーに変換するミトコンドリアの数が増加することを確認しました。

これは、弊社のNMNが、ヒトゲノムDNAに記録されている膨大な種類の遺伝子を、Sirtuin 1による調節を介して存分に活用し、同時に細胞内の隅々にエネルギーを行き渡らせ細胞内の機能を、正常に保つことの科学的証左と言えます。

また、これらの結果からNMNが免疫系の細胞(リンパ球系のT細胞など)に作用した場合に、個体の免疫力強化をもたらす可能性が強く示唆されました。

 

NMNが感染症の予防・治療にどう活用できるか、を探るため感染症防御の免疫システムの要となるCD4陽性ヘルパーT細胞(CD4+ helper T cell)および、CD8陽性キラーT細胞(CD8+ killer T cell)の機能がNMNによって適切に調節されることの確認実験に着手しました。T細胞が機能する血流内、毛細血管内、浸潤組織内といった、体内の様々な部分を模倣した環境下で、細胞を培養することのできる特殊設備を導入し、T細胞が特定の体内環境下でNMNに対してどのように応答するかを、その分子メカニズムも含めて解析します。
 

新型コロナウイルスに対する有効な治療方法、治療薬、予防ワクチンが開発されていない中、多くの研究機関・病院では対抗策として免疫力の強化を推奨しています。日常生活で免疫力を強化するためには、十分な睡眠、食事(栄養補給)、適度な運動、ストレス軽減が大切だと言われています。これらの生活習慣は、免疫力向上に一定の効果があると経験的に推測されていますが、科学的な見地からは十分なエビデンスを得ているとは言いがたい状況です。また、新型コロナウイルスの拡散防止を目的とした外出自粛要請のもとで、継続的にこれらすべてを実行することは、むしろ困難とも言えます。
 

弊社はこれまでNMNを配合したニュートラシューティカルの摂取が、緩やかで継続的な身体機能の低下による、病気とは診断されないが健康とも言えない状況、すなわち「未病」に対抗し、健康長寿に貢献する生体内メカニズムの解析を一貫して実施してきました。
 

その継続的な取り組みのなかでも、新型コロナウイルスが蔓延する危機的状況のいま、ウイルス感染及び重症化を防ぐための「免疫力強化」を目指した研究を開始するものです。
 

また、特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構(代表:北野 宏明 博士)の協力を仰ぎ、肺疾患を中心として、アレルギー、炎症、サイトカインストーム(免疫システムの暴走によるショック様の重篤な状態)に対する、抑制効果、予防効果の検証も進行させています。新型コロナウイルス肺炎の重篤化には、サイトカインストームが強く関係していることが、世界五大医学雑誌のひとつ、ランセット誌にも最近報告されています。
 

このほか、医療研究機関と共同で、ヒト(被験者)の血中CD8陽性キラーT細胞(CD8+ killer T cell)数などの免疫力に関する各種パラメーター、ヒト(被験者)の腸内細菌叢に存在する細菌の種類と量の種(species)レベルでの特定など、腸内環境に関する各種パラメーターがNMNの摂取によって向上することを確認する新たな臨床試験をパイロットスタディーとして実施することを決定しました。

この臨床研究は、測定結果について詳しく解析し、免疫力の向上をはじめとした「未病」の予防・改善、ひいては感染症防御に貢献する人体の底力をベースアップする科学的エビデンスを得ることを目的としています。

研究から得られた結果は開示し、各種研究機関などにご活用いただくことを目指します。

 

「NMNが精子機能および受精能に与える影響の解明」を国立大学法人広島大学大学院統合生命科学研究科(島田 昌之教授)と共同研究を実施

2020年 2月

ワシントン大学(ミズーリ州セントルイス)へ NMNプロダクトのMaterialDonation Agreement(MDA)締結完了

ワシントン大学(ミズーリ州セントルイス)がアメリカ国防総省の科学研究費補助金を受け、実施する臨床研究「Effect of NMN Supplementation on Organ System Biology」(臓器システム生物学に対するNMN補給の効果の実証)に弊社NMNプロダクトが採用されました。

この臨床研究は今井 眞一郎 教授(医学部発生生物学部門・医学部門(兼任))及びサミュエル・クライン 教授 (Samuel Klein, M.D.:ウィリアム・H・ダンフォース医学・栄養科学教授、人間栄養センター所長、老年医学・栄養科学専攻長、応用研究科学センター長)が中心となって実施されます。臨床研究で、NMNを経口投与しその効果を検証するものです。

2019年12月

2019年11月

「β‐NMNによる生体内コエンザイムQの増強効果の発見」について、国立大学法人九州大学 瀬戸山 大樹教授・康東 天教授らと共同の特許出願権利を取得

「NMN投与に対するイヌの長寿・抗老化作用:長寿遺伝子の活性化に伴う血液成分および腸内細菌叢の改善効果の確認」を、国立大学法人山口大学共同獣医学部(木村 透教授:生体機能学講座・実験動物学)と実施

2019年 7月

2018年11月

NMNの分子生物学的作用機序の解明を目指した研究プログラムを特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構と共に開始

特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構の協力を仰ぎ、<ニコチンアミドモノヌクレオチド(nicotinamide mononucleotide: 以下 NMN)の作用機序とその効果に関する一連の生命科学的研究プログラムを立ち上げました。
NMNの分子生物学的作用機序に関しては、明らかになっていない部分も多い状態です。これを解明することは、老化研究における重要な課題であると認識しています。


そこで当社として、NMNのサイエンス、さらには老化のサイエンスに貢献するために、一連の研究を推進するプログラムを立ち上げることとしました。その第一歩として、特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構(代表 北野宏明、以下SBI)と、NMNの作用機序の解明のために、「マルチオミックス解析によるNMNの細胞内作用機序の解明」に関して研究委託を行うことで合意しました。


SBI代表の北野博士は、「NMNは、長期間の経口投与において老化に伴う生理学的な問題を緩和すると期待されている物質です。NMNの投与による数々の生理学的影響が報告されていますが、その詳細な分子生物学的作用機序は、未だ解明されていません。今回の研究は、培養細胞レベルにおいて、NMNの影響を網羅的に解析することで、NMNの分子生物学ならびにシステム生物学へとつながる第一歩であると期待しています。」と研究への期待感を表明しています。

 

研究委託先企業情報

研究所名:特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構(SBI)
代表者:北野 宏明
住所:東京都品川区東五反田5-10-25 齊征池田山ビル
HP:http://www.sbi.jp/

 

2017年 1月

世界で初めてNMNの経口摂取(24週間)のNMNの効果・作用機構に関するの臨床研究を、国立大学法人広島大学大学院医歯薬保健学研究科で多面的に実施

最終報告で、Sirtuin 1(長寿遺伝子・抗老化遺伝子)の発現量増加と多数の成長ホルモン類の増加を確認。Sirtuin 1の発現量増加が明らかになったことで、様々な加齢由来の疾病(生活習慣病、ガン、認知症、その他慢性疾患等)の抑制、完治が期待されています。また、各種成長ホルモンの増加も確認しましたが、中でも特にメラトニンの増加は著しい結果が出ました。メラトニンは睡眠に深く関与しており、質の良い睡眠がガンの抑制に関与しているといわれています。

研 究 提 携 機 関

自 社 N M N 研 究 施 設

施設名:日本橋研究所(ライフサイエンス・ラボ)

研究スタッフ:博士(医学)、博士(工学)の2名が在籍

住所:東京都中央区日本橋本町2-3-11日本橋ライフサイエンスビルディング地下1階

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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